言わずとしれた名書で、俺も存在は知っていたものの何だか難しそうで今まで避けていた。
だが、この自粛期間に遂に読んだのだ。
なぜ読んだか?
それはこの自粛期間に改めて自分を見直して、これからの人生に活かせる事をしようと漠然と思ったからだ。
中田敦彦のyoutube大学で7つの習慣が取り上げられていた。
俺は中田敦彦のyoutube大学結構好きだから見たんだけど、難しくて断念・・・・よし、先に原本を読んでからもう一回見よう!!そう決意したのである。
普通逆かもね。
ここにその感想を書評史上1簡単にゆるくまとめたい。
著者紹介(Amazon紹介文引用)
スティーブン・R・コヴィー
自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりに選ばれている。 国際的に高く評価されるリーターシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。 著書『7つの習慣』は全世界で販売部数 3,000 万部を記録し(40カ国語に翻訳)、20 世紀に最も影響を与えたビジネス書の 1位に輝いている。ほかにも、『原則中心のリーダーシップ』、『7つの習慣 最優先事項』、『第 8 の習 慣』、『子どもたちに「7つの習慣」を』などベストセラー多数。 147 の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。 ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。 妻、家族とともに米国ユタ州で暮らした。2012年7月、79年の生涯を閉じた。
うん!難しそうで辛い。
でも読もう。一回全部読んで。その後もう一回中田敦彦のyoutube大学で復習するんだ!
第一部(まえがき)が70ページまでだったんだけど、3回ぐらい断念しそうになった。
あまり入り込めない・・・・難しいからかな・・・
ところが、その後も読みすすめるにつれどんどん引き込まれ、3日間で見事読み終えたのだ。あんまり読書をしない俺がだ。
しかも読み終わった後に自分のミッションステートメントを早速考える始末。
これは本当に読んで良かったといえる。
そして、また何度も読み返すだろう。
7つの習慣とは?
① 私的成功
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
②公的成功
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
③再新再生
第七の習慣:刃を砥ぐ
という事らしい。
この習慣一つ一つの説明はここでは省かせてもらう。気になった方は是非本書7つの習慣を読むか、中田敦彦のyoutube大学を見て欲しい。
以下に俺が特別印象を受けたポイントである。
読んで印象に残ったポイント
1、主体性の定義
2、関心の輪、影響の輪
3、終わりを思い描くことから始める
4、Win-Win or No Deal
5,共感による傾聴
主体性の定義
自分の人生の責任を引き受ける事を意味する。
責任は英語でレスポンシビリティ(responsibility)という。
レスポンス(response=反応)とアビリティ(ability=能力)これが合わさって責任。
なるほど、自らの反応を自由に選択出来る能力を備えているという事だ。
自分の反応を外部からの刺激のせいにするのでは無く、自ら選択出来るのだと。
7つの習慣で紹介されていた一文
あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない。
~エリーナ・ルーズベルト(ルーズベルト大統領夫人)~
おれは主体的とはどういう意味なのか、以前から悩んでいた。なのに主体的になりたいという願望はあったのだ。ここは読んですっきりした。
関心の輪、影響の輪
関心がない領域があり、その中に自分の関心のある領域をイメージする。これが関心の輪、
そしてその関心の輪の中に、自分がコントロール出来るものと出来ないものがある。自分がコントロール出来るものを、影響の輪だという。で、主体的な人は影響の輪の中に集中し、反応的な人は影響の輪の外ばっかり意識しているのだとういう。
ほー、、、なるほどー!!
終わりを思い描くことから始める
終わりとは人生の終わり、すなわち死である。皆自分の死を思い浮かべて下さい。そして大切な人があなたの葬儀に来ます。そこでどんな弔事を読まれたいですか?そこで本当に読まれたい内容が、あなたのミッションステートメントです。
これは結構印象的、俺は目をつぶって自分の葬式を想像する・・・無理だった・・・
次の日の朝、またやってみた。目閉じてyoutubeで葬式の音楽を流して・・・
そしたら結構想像できた。
Win-Win or No Deal
Win-Winという言葉はもう何度も聞いたことがあったが、意外と出来ていないと感じた。
多くの場合Win-looseもしくはloose-Winだった事に気づく。
Win-Win or No Dealこれからは意識してみる事にする。
共感による傾聴
俺は良くも悪くも共感性が高いみたいだ。
この共感性によって今まで助けられた事もあれば、苦しめられる事も多かった。
でも、7つの習慣にはこの共感が重要だと書かれていて、何だか自分が肯定されているようで嬉しかった。
まとめ
まえがきで断念しそうになったけど、本当に読んで良かった。
俺は予定通り7つの習慣を読み終えた後に、中田敦彦のyoutube大学を見た。
そうすると面白い程内容が入ってくる。
自分の解釈と中田敦彦の解釈で違いがあり、新たな発見があったりで中田敦彦のyoutube大学もとても楽しめた。
今まではまず関連動画で本の要約や解説をみてから原本を読む流れが多かったが、今回は逆にして良かった。
そして、何よりも本は読み終えたその日から行動が変わらないと意味が無い。まこなり社長がそう動画で話していた。
俺は早速自分のミッションステートメントを作成し、部屋に貼っている。
そして、7つの習慣に書いてある通り、数ヶ月かけて自分のミッションステートメントを作り込んでいきたいと思っている。